イタリアはトスカーナ地方の伝統野菜、カーボロネロ(黒キャベツ)。イタリアの野菜だけに本場イタリアのお料理で食べるのが一番おいしい。そんなカーボロネロのおいしさを日本で手に入る食材を使って誰にでも作れるレシピでご紹介します。

カーボロネロ(黒キャベツ)
カーボロネロのブルスケッタ
カーボロネロはイタリアの郷土料理ブルスケッタでもおなじみです。材料も作り方もすごくシンプルなのに、その完成度の高さには驚きです。まさに伝統の味と言えます。
カーボロネロをざく切りにする
湯を沸かし塩を入れ20分かけてじっくり茹でる
茹で上がったカーボロネロ
焼いたフランスパンにニンニクを擦りこみ風味を付けて、カーボロネロを乗せる。その上からオリーブオイルを振りかけ、さらに塩、粗挽き黒コショウを振ればできあがり。
カーボロネロ(黒キャベツ)のリボリッタ
まず1日めはカーボロネロをはじめとする野菜をじっくり煮込んでミネストローネを作ります。そして2日めはパスタとからめて、そしていよいよ3日めの集大成リボリッタへと続きます。
カーボロネロをはじめとする野菜を1時間コトコト煮込んで作ったミネストローネ。カーボロネロの縮れた葉はやわらかくて甘みがあり、そこに煮汁が染みこみ何とも言えないおいしさ。
次の日のミネストローネは味にぐっと深みが出てきます。それをパスタと和えて食べると最高においしい!
3日めのミネストローネに固くなったパンを入れてコトコト煮込みます。これがイタリアの家庭料理「リボリッタ」。濃厚なミネストローネの味が染みこんだふやけたパンがたまらなくおいしい!
カーボロネロはキャベツの仲間ですが、本場イタリアでは日本とは全く違う食べ方をしています。そんなイタリアンなおいしさを気軽にお家で味わってみてはいかがでしょうか。
カーボロネロが売っていた鎌倉のレンバイ