1924年7月4日、独立記念日の夜、アメリカとメキシコの国境沿いの町、ティフアナのレストラン、シーザーズプレイス。オーナーのシーザー・カルディーニが店に残っていたありあわせの材料でとりあえず作ったサラダがシーザーサラダの始まり。ところが、このありあわせのサラダが超おいしい! ということで、ハリウッドの映画関係者の間で大人気となり、このシーザーサラダはアメリカ中に広まっていったという。
今回は伝統のシーザーサラダを守り続けて90年、レストランシーザーズプレイスのシーザーサラダを忠実に再現してみました。
下の動画は今も残るシーザーズプレイスでシーザーサラダを作っているところ。お客さんのテーブルの横でドレッシングを混ぜ、ロメインレタスと和える、これが元祖シーザーサラダのスタイル。
目次
オリジナルシーザーサラダを作るためのこだわりの食材
レタスはロメインレタスを使うこと
シーザーサラダが生まれた時からずっと使われてきたのがこのロメインレタス。このロメインレタスの葉っぱをそのままの形で使うのが本来のシーザーサラダというわけです。
ロメインレタス
今回のロメインレタスは鎌倉のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で買ってきました。
ドレッシングにはリーペリンソースを入れること
リーペリンソースとはイギリスの代表的なウスターソースで世界中で使われている。1837年の販売開始以来180年に渡って改良を重ねてきたという秘伝のソース。
リーペリンソース
リーペリンソースはカルディコーヒーファームに売っています。
伝説のオリジナルシーザーサラダ レシピはこちら
シーザーサラダはありあわせの食材で作ったというだけあって、すごくシンプルです。このシンプルなサラダがなぜ大人気になったのか不思議ですが、食べてみると納得です。ロメインレタスと秘伝のドレッシング、そしてカリカリクルトン、このシンプルにして完成度の高い組み合わせはやっぱりおいしい。何も加えるものはなく、引くものもない。まさに究極のサラダがこのシーザーサラダなのです。