ニンジンを使って作るキャロットケーキはイギリスの伝統的なお菓子です。そして世界中で愛されているキャロットケーキ。今回はキャロットケーキの正統派とも言えるレシピをご紹介します。
キャロットケーキを作るにあたり、海外のキャロットケーキのレシピを徹底的に調べてみました。すると、いくつかの共通点が見つかりました。そしてキャロットケーキの原点がだんだんと見えてみました。こうして作り上げたのが今回のキャロットケーキです。
キャロットケーキの作り方とポイント
まずはニンジンをスライサーを使って千切りにします。日本のレシピでは、そのほとんどがニンジンをすりおろしていますが、海外のレシピではニンジンを千切りにして生地に混ぜていました。ニンジンをすりおろしてしまうとケーキにニンジンらしさが見えてきませんが千切りならしっかりオレンジ色が残ります。
卵、きび砂糖、サラダオイルを混ぜたら千切りにしたニンジンを加え、さらに混ぜます。
薄力粉、重曹、ベーキングパウダー、シナモンパウダーをふるい入れ、さらにくるみを加えます。ここで出てくるシナモンとくるみはキャロットケーキの定番です。
ケーキの型は100円ショップに売っていた直径15センチのものを使いました。クッキングシートをはさみで切り、ケーキの型の内側に敷きます。そこへ生地を流し込みます。後は180℃に温めておいたオーブンで焼くだけ。
キャロットケーキを焼いている間にクリームチーズのフロスティングを作ります。室温でやわらかくなった無塩バターとクリームチーズ、粉砂糖、バニラエッセンスを混ぜて作ります。
クリームチーズのフロスティングはやはりキャロットケーキの定番。焼き上がったキャロットケーキが冷めたらフロスティングをたっぷり塗って出来上がりです。
キャロットケーキの詳しいレシピはこちら
イギリスの伝統的なキャロットケーキができあがりました。切り分けると中からオレンジのニンジンとくるみが顔を覗かせます。クリームチーズのフロスティングはほのかな酸味とほどよい甘み。それがしっとりとしたキャロットケーキとみごとな調和を見せてくれます。
プロが作ったような味わいで見た目もゴージャスな雰囲気ですが、作り方は簡単で誰にでも作れます。キャロットケーキのおいしさを手作りで味わってみてはいかがですか。