料理の味を高めるハーブとしてフランス料理によく登場するチャービル(セルフィーユ)。その基本の使い方をレシピと合わせてご紹介します。
チャービル(セルフィーユ)について
チャービル(セルフィーユ)は甘くまろやかな香りが特徴のハーブで「美食家のパセリ」と称されています。ヨーロッパ中部からコーカサスが原産でセリ科シャク属の一年草です。
英語のチャービル[Chervil]はフランス語でセルフィーユ[Cerfeuil]、日本語で「ういきょうぜり」[茴香芹]という名前が付いています。
チャービル(セルフィーユ)を使った代表的なお料理には肉魚料理のトッピングやソース、オムレツなどがあります。また、フランスではスープが定番のお料理です。一般にチャービル(セルフィーユ)は加熱するお料理には向いていないと言われていますが、欧米では加熱調理したチャービル(セルフィーユ)のお料理が数多く見られます。
チャービルの使い方
- パセリのようにトッピング
チャービル(セルフィーユ)のシンプルな使い方はパセリのようにトッピングすること。パスタやスープに散らすことでやさしくて繊細な香りと風味が楽しめます。
- オムレツ
みじん切りにしたチャービル(セルフィーユ)を卵に混ぜてオムレツを焼きます。熱の加わるお料理ですが、チャービル(セルフィーユ)の香り漂う格調高いオムレツができます。葉っぱをそのままトッピングするのがポイントです。
- 魚料理
ムニエルのソースにチャービル(セルフィーユ)のみじん切りを加えるだけでプロのようなお料理ができます。
- ポタージュ
やはり熱が加わるお料理ですが、まさしくチャービル(セルフィーユ)のポタージュが出来上がります。
チャービル(セルフィーユ)のレシピ
チャービル(セルフィーユ)のオムレツ
チャービル(セルフィーユ)の繊細でやさしい香りがするオムレツです。かわいい形の葉っぱをトッピングするのが何と言ってもポイントです。
チャービル(セルフィーユ)のポタージュ
フランスでは定番、チャービル(セルフィーユ)のポタージュ。繊細でやさしい香りと風味に心が癒されます。そしてトッピングした葉っぱが何ともかわいいです。