真っ赤なトマトは野菜の中でもひときわ目立つ存在です。フレッシュなトマトはサラダで食べるのがおいしいです。
さて、日本で主に食べられているトマトは生食用のトマトです。それとは別に調理用トマト(クッキングトマト)というのがあることをご存じでしょうか? 日本ではまだあまり知られていませんが西洋では調理用トマトを加熱調理して食べるのが一般的です。今回は日本でも少しずつ増えてきた調理用トマトの食べ方とおすすめのレシピを合わせてご紹介します。
調理用トマトの「なつのこま」
目次
調理用トマトの種類
調理用トマトにはいくつかの種類があります。その中でもよく知られているのがサンマルツァーノ。イタリアでは古くから愛されてきた伝統のトマトです。
日本ではこの縦長のトマトにはなかなかお目にかかれませんが、意外なところでおなじみです。それはホールトマトの缶詰です。ラベルには縦長のトマトが写っていますよね。
日本で誕生した調理用トマトもあります。その中で代表的な品種が「なつのこま」です。
こちらは神奈川生まれの「湘南ポモロン」。調理用トマトとしても、また生食用としても使える便利なトマトです。
調理用トマトのおすすめレシピ
日本ではトマトは生で食べるのが一般的なので、加熱調理すると言っても、どのように料理すればよいのか悩んでしまうのではないでしょうか。そこで本場イタリアのお料理を参考に日本でも作れるおすすめのレシピをご紹介します。
調理用トマトで作ったトマトソースとパスタ / レシピ
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調理用トマトで作ったトマトソースには特別なおいしさがあります。そして意外なほど簡単にできるので調理用トマトを初めて使う人にはおすすめです。
調理用トマトで作ったトマトソースとパスタ
トスカーナの伝統料理 パッパ・アル・ポモドーロ / レシピ
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本場イタリアのレシピをもとに作ったトスカーナの伝統料理パッパ・アル・ポモドーロです。
調理用トマトのグラタン / レシピ
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トマトに詰め物をしてオーブンで焼くというイタリアではおなじみのお料理です。シンプルな材料だけで作るので素材のおいしさがとてもよくわかります。
世界のいろいろな場所にその土地ならではの食文化があります。今回の記事でご紹介した調理用トマトも海外の食文化の違いを感じさせてくれます。そしてこれまで知らなかったトマトのおいしさに出会えることでしょう。