京都の生産者さんに教えてもらった伏見甘長とうがらしのレシピ
2015/09/29
伏見甘長とうがらしは京野菜の一つ。古くから京都は伏見で作られてきた伝統の野菜です。そんな伏見とうがらしの生産者さんから教えてもらったレシピをご紹介します。生産者さんならではのシンプルで簡単な農家のお料理です。
伏見甘長とうがらしとは
来歴は明らかでありませんが、江戸時代に発刊された「毛吹草」(1638)、「雍州府志」(1684)には、山城の稲荷付近でつくられていたと記録があります。
日本のとうがらし類の中では最も細長い品種で、長さは10cm~15cm、先端は尖っています。やわらかで辛味はなく、焼いたり、炒めたり、てんぷらなどに用いられます。葉も佃煮にして食べられます。「近畿農政局」ホームページより引用 http://kyo-furusato.jp/details/
材料 4人分
- 伏見とうがらし 200g
- ごま油 小さじ1
- 麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ3
- 水 大さじ6
作り方
- 伏見甘長とうがらしのへたを切り落とす。そして食べやすい大きさに切る。
- 麺つゆ大さじ3を水大さじ6で薄めておく
- フライパンにごま油を中火で熱し伏見甘長とうがらしを炒める。しんなりしてきたら
- 薄めておいた麺つゆに熱いまま入れて、冷蔵庫で冷やす。冷えたらできあがり!
試食のじかん
伝統の京野菜と言うと「おばんざい」を思い出しますが、京都の人は「おばんざい」なんて言わず、「おかず」と言うそうです。今回のレシピも「おばんざい」と言うより「おかず」といった雰囲気。まずは冷蔵庫でほどよく冷えた伏見甘長とうがらしを一口。シンプルなお料理だけに伏見甘長とうがらしの持つ甘さが感じられて本当においしい。そして麺つゆが染みてやわらかくてジューシーな食感がくせになりそう。これからやってくる暑い夏の食卓には最高においしいお料理と言えそうです。
伏見甘長とうがらしの生産者さん
上野 秀一さん (上野農園田吾作) 京都府京都市
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