珍しい野菜が買えることで有名な鎌倉のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で変わった名前の野菜を見つけました。それは「こしょう草」。売っていた生産者さんに聞いたらクレソンの仲間だと教えてくれました。今回はこのこしょう草のおいしい食べ方をレシピでご紹介します。
レンバイで見つけたこしょう草。クレソンの仲間ということですが葉っぱの形はクレソンよりもイタリアンパセリによく似ています。
こしょう草はアブラナ科の野菜でイランからヨーロッパ南部が原産。明治初期に日本に入ってきました。野菜としてはほとんど知られていませんが、スプラウトとしてよく使われています。
こしょう草のことを英語ではペッパーグラス(peppergrass)といいます。ペッパーグラス(peppergrass)を直訳すると→こしょう草。単純明快だけど、こしょう草という名前、なんかイメージと違っているような気がする。
こしょう草ごはん レシピはこちら
ツーンとくるこしょう草のおいしさが一番よく味わえるこしょう草ごはんのレシピです。おにぎりするととてもかわいいです。
こしょう草のおにぎりを食べていると、ふと懐かしさがこみ上げてきました。その香り、ホースラディッシュ(山わさび)にそっくりだったのです。
ホースラディッシュはすりおろして醤油と和えてごはんに乗せて食べると最高においしい。
こしょう草と卵のサンド レシピはこちら
こしょう草の香りがすばらしいサンドイッチができました。辛みがマイルドになるので辛いのが苦手な人でも食べられると思います。
こしょう草はその名前から受けるイメージとは全然違うすばらしい香りといい辛みを持った野菜でした。ご飯やサンドイッチをおいしく引き立ててくれる、まさに名わき役のこしょう草でした。