新にんにくとは収穫してまもないフレッシュなにんにくのこと。みずみずしい香りと食感が味わえます。今回はそんな新にんにくの基本の使い方とそのおいしさがよくわかるレシピ2つをご紹介します。
目次
新にんにくと普通のにんにくの違い
にんにくは5月下旬から6月にかけて収穫時期を迎えます。その後3~4週間かけて乾燥させたものが出荷されます。これがスーパーなどで売られている普通のにんにくです。
一方、新にんにくの場合は収穫後、乾燥させない状態で出荷されます。乾燥させない分、水分が多く、みずみずしい香りと食感が持ち味です。
普通のにんにくは一年中出回るのに対して新にんにくはにんにくの収穫時期だけ出回ります。
鎌倉のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で売られていた新にんにく
新にんにくについてQ&A
新にんにくの皮はどこまで剥いたらいいですか?
やわらかい皮を剥けるところまですべて剥きます。すると白くてつるんとした部分が現れます。やわらかい皮は一見食べられそうな感じがしますが、意外と硬く食感も悪いので取り除いた方が無難です。
新にんにくの長い茎は何のためですか?
新にんにくを吊り下げて乾燥させるため長い茎を残してあるそうです。
新にんにくは生でも食べられますか?
生でも食べられますが食べすぎると胃が荒れるのでほどほどに。また、新にんにくも普通のにんにくも、におい成分は同じなので注意が必要です。
新にんにくの皮が紫ですが大丈夫ですか?
写真のように新にんにくの皮が紫がかっていることがあります。これはにんにくの成分と鉄分が反応して変色したものです。皮を剥くと中は白く、味や香りにも影響はありません。
新にんにくの保管方法
冷蔵庫で保存
新聞紙で包みポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。そしてなるべく早めに使い切るようにします。
乾燥させて保存
すぐに使わない時は乾燥させるのがおすすめです。長い茎がついている場合はひもで縛り吊るして乾燥させます。長い茎が付いていない場合はネットに入れ、吊り下げて乾燥させます。
新にんにくのレシピ
新にんにくのがっつり豚丼