激辛トウガラシとして知られるハバネロ。その辛さは暴力的とも言われ、扱いには細心の注意が必要です。そんなハバネロの基本の使い方と注意事項をハバネロの本場メキシコのレシピと合わせてご紹介します。
ハバネロについて
ハバネロはメキシコのユカタン半島原産の唐辛子。その辛さは世界的に有名で、かつてはギネスブックにも認定されていました。ハバネロの辛さは強烈なだけではなく、フルーティーな香りが特徴です。
ハバネロをお料理するときの注意!
ハバネロの辛さはケタが違います。それは辛いを通り越して痛いほど。ここでは実際にハバネロを調理しながら、注意してもらいたいポイントをまとめてみました。
まずハバネロをお料理する時は必ず調理用のビニール手袋をします。手袋をしないと、なんと皮膚が痛くなります。また、ハバネロの辛み成分が充満しないように換気扇を回すようにします。
ハバネロの種を取り除きます。この時に種を支える白いワタ(胎座)もしっかり取り除くようにします。唐辛子の辛み成分はこのワタに多く含まれています。
ハバネロを細く切っているところ。ハバネロの辛さはケタが違うので最初はなるべく小さく切るのがいいです。
ハバネロのおすすめレシピ
辛すぎてくせになる! ハバネロのピクルス
ハバネロと赤タマネギの酢漬けはメキシコでは定番のお料理で、肉料理といっしょに食べられています。ちなみにメキシコではこのお料理をピクルスではなくサルサ(ソースという意味)と呼んでいます。今回はハバネロのサルサを本場メキシコのレシピをもとに、そのまま再現してみました。
試食では焼き肉といっしょに食べてみました。ハバネロの持つフルーティーな香りは確かに肉料理にはよく合います。ただ、少し遅れてやってくる強烈な辛さがすべてを支配する印象でした。
次にハバネロだけを食べてみると今度は口の中が痛いような辛さに見舞われます。そしてその辛さは唇にまで及び、のどはヒリヒリ。こんなに辛いのは無理かもしれないと、この時は思いましたが、その後もなぜか食べてしまいます。また食べたくなる不思議な魅力がこの辛さにはあるようです。
基本のハバネロソース
ハバネロのフルーティーな辛さをいろんなお料理で堪能できる激辛ソース。チキンや白身魚におすすめです。