レンバイとは
レンバイこと鎌倉市農協連即売所はJR鎌倉駅近くの農産物直売所のこと。始まりは昭和3年というからもう80年以上も続いている。
レンバイは生産者さんが野菜を売るというスタイル。これはヨーロッパで行われていたファーマーズマーケットを日本で最初に始めたもの。当時の鎌倉の生産者さんたちはすごく先進的だった。
鎌倉野菜はレンバイから始まった
レンバイには地元鎌倉のレストランをはじめ都内のレストランから野菜を求めて料理人たちがやってくる。そんな鎌倉の野菜を使っていることがステイタスになり、いつしか鎌倉野菜と呼ばれるようになったという。今では毎朝レストランのシェフたちが野菜の争奪戦を繰り広げているという。
レンバイの中はこんな感じ
古ぼけた薄暗い店内に入っていくと野菜がブルーシートの上にむき出しで並べられている。値札もマジックで書いた手書き。お世辞にもきれいとは言えないけど、そんな飾らないところがレンバイならでは。ずっとこのままでやっていってほしい。
売っているのは野菜を作った生産者さんたち。野菜を作るのはプロだけど売るのは苦手そうな人もいる。でも質問するとすごくよく教えてくれる。そんな生産者さんとフレンドリーな関係が作れるのもレンバイの魅力。だからまた行きたくなるんだよね。
レンバイはレストランの料理人が買いに来るだけあって西洋野菜が豊富。生産者さんが料理人からニーズを直接聞き取り生産にフィードバックさせている。こんなことができるのはレンバイのすごいところ。
レンバイに行こう!
レンバイはJR鎌倉駅から歩いてすぐのところ。
営業時間 朝8時頃~夕方頃(日没)
休み 正月元旦~4日まで
開店直後はレストラン関係の人たちでごった返しているので、その騒ぎがおさまったあたりで行くのがおすすめ。ゆっくり野菜が選べるし生産者さんとお話もできる。
レンバイの近くにはおしゃれなお店がいっぱいあるし、ちょっと歩けば鶴岡八幡宮にも行ける。江ノ電に乗って湘南の海を見るのもおすすめ。といろいろ楽しめるレンバイです。