師走に入り、街角のあちこちで歳末のセールが真っ盛りです。そんな忙しい世間とはかけ離れている場所があります。それは鎌倉のレンバイこと鎌倉市農協連即売所! 今日も生産者さんがマイペースで野菜を販売していました。

レンバイ(鎌倉市農協連即売所)
いろいろな色のニンジンがセットになって売っていました。カラフルな色を活かすならサラダがおすすめ。また、甘いグラッセにするとお菓子のようなかわいらしさが出せます。当たり前のように元気な葉っぱが付いていますが、これは鮮度がいい証拠。葉っぱはすぐしおれてしまうものなんです。
カラフルなニンジンでグラッセを作るとこんな風になります。葉っぱがポイント!

カラフルニンジンのグラッセ
紅はるかというサツマイモは一度食べたら忘れられなくなるほと甘くておいしい。紅あずまと名前が似ているところがちょっとまぎらわしいけど。
白菜は白いものと思っていたらオレンジや紫が出てきました。オレンジの白菜はサラダで食べるのが甘くておいしい。紫白菜の方はまだ新しい品種なのでまだあまり知られていません。鍋ものに入れたりするときれいな紫色が飛んでしまうので使い方を選んだ方がいいです。
何の苗か売っていた生産者さんに聞いたところ、絹さやと教えてくれました。栽培についてもすごく細かく説明してくれて、思わず1つ買うことにしました。1個150円!
野菜作りは自信がない。でも、困った時はいつでも聞いてくださいね、と心強いお言葉をいただき、野菜作りに挑戦することに。鎌倉の生産者さんってみんな本当にフレンドリーです。
スーパーでは売っていない大きな小松菜。意外かもしれませんが、小松菜は大きくなると味が乗って小松菜の味が引き立ってくる。固そうに見える太い茎も実はやわらかくて甘みが詰まっている。だから小松菜は大きい方がいい。
巨大なとうがんが横たわっていました。おばさんの話だと、もっと大きいのもあるそうです。でも大きすぎて持ってこれないそうだ。そんな大きなとうがん、いったいどうするんだろう?
3色のジャガイモが1袋に入って売っていました。カラフルなポテトサラダが作れそうです。また、ポテトチップにするのもおすすめ。カラフルだし、手作りはやっぱりおいしい。
師走にもかかわらず、のんびりしたいつものレンバイでした。そんな雰囲気の中で生産者さんと野菜の話をするのは本当に楽しい。そして生産者さんも自分の作った野菜のことをいっぱい話したいみたいでした。