鎌倉野菜の直売所として注目を集めるレンバイ(鎌倉市農協連即売所)の様子を野菜ソムリエがレポートします。今回は8月に入り、夏本番のレンバイに売っていた個性が光る野菜を中心にご紹介します。
レンバイ(鎌倉市農協連即売所)
まず最初に目に飛び込んできたのはバナナピーマン。薄い緑色に細長い形はあまりにもピーマンとかけ離れています。ましてバナナとも違う気がします。いったいどんなピーマンなのでしょうか。そこで1袋買うことにしました。
トマトかと思ったらパプリカでした。袋に小さなパプリカが5つ入っています。
おなじみのナスとキュウリはどちらも夏野菜です。今がおいしい季節と言えます。
こちらはイタリアなすのカプリス。イタリアのナスでイタリアンを作るとそれだけでプロっぽいお料理ができちゃう。そこがイタリアなすのすごいところ。
水ナスも売っていました。生で食べるのがおすすめのフルーティーな水ナスです。
無造作に積まれたバターナッツかぼちゃ。最近は人気のかぼちゃです。これでスープを作ると最高においしいです。
この長いのは十六ささげ。あまり知られていない野菜ですが、伝統野菜として古くから作られてきました。こういう野菜を作ってくれる鎌倉の生産者さんは、やっぱりすごいと思う。
今回の鎌倉野菜なう! は、いつもと比べて普通の野菜が目立ちました。でもそんな普通の野菜もよく見ると何かが違う。鎌倉野菜って奥が深いことがよくわかります。そんなレンバイだからいつ行ってもすごく楽しい。ただ、早めの時間に行かないと野菜が少なくなってしまうので注意してくださいね。