鎌倉野菜を作っている生産者さんから直接野菜が買える直売所、レンバイ(鎌倉市農協連即売所)。その最新情報をお伝えする鎌倉野菜なう! 鎌倉在住の野菜ソムリエプロ、宮崎隆至がレポートします。
4月は新年度ということで新しい生活が始まった人も多いことと思います。鎌倉野菜の方はどうかと言えば、冬が終わり少し遅れて春がやってくる、そんな季節の谷間の真っ最中です。それだけに鎌倉野菜のレンバイも中をのぞくとちょっぴり寂しいです。でも、そんな季節でも絶対に期待を裏切ることのないのがレンバイのすごいところ。それでは、そんなすごいレンバイに入ってみましょう!
鎌倉野菜の定番、3色のビーツ。手前はボルシチで有名なレッドビーツ。その上は黄色いビーツ。さらに上のピンクのビーツは渦巻きビーツ。色によってお料理も変わってくるので前もってレシピを調べておくといいかも。
タケノコが一番多く出ていました。タケノコは鮮度が命。見るからに鮮度の良さそうなタケノコが並んでいました。新鮮なタケノコは買って来たらすぐに下ごしらえをしてもらいたい。
冬の野菜、かぶがぽつんと寂しそうに出ていました。あやめ雪という上が藤色になるかぶですが、気温のせいでしょうか、色がはっきりしません。でもグリーンの葉っぱは春の太陽を受けて元気いっぱいでした。
カラフルなラディッシュ。赤、ピンク、紫、白、ツートンカラーもあります。やわらかい葉っぱもたっぷり付いているのでこれだけで素敵なサラダが作れます。
季節の谷間で、ちょっぴり寂しいレンバイ。それだけにこれからやってくる季節がとても待ち遠しいです。次回はどんな野菜に出会えるでしょうか。