鎌倉野菜が売っている市場としておなじみのレンバイ(鎌倉市農協連即売所)。その最新情報と鎌倉野菜のことをお伝えする鎌倉野菜なう! 鎌倉在住の野菜ソムリエプロ、宮崎隆至がレポートします。
朝の9時のレンバイ。こんな早い時間にもかかわらず、店内は鎌倉野菜を買いにきた人でいっぱいです。
ナスのローザビアンカにカプリス(ゼブラなす)。日本のナスと違ってすごくおしゃれな色をしています。おしゃれなナスはおしゃれに食べたい、という人のために
赤いオクラです。赤い色をお料理に活かそうと思ってもなかなか難しくて茹でると緑になってしまいます。そんな赤オクラの赤をお料理に活かすなら生で食べるのがおすすめ。
牛角型のピーマン、レッドホルンとイエローホルン
トマトみたいな形のセニョリータはフルーツパプリカです。
鎌倉野菜の常連、湘南レッドとスイスチャード。
鎌倉野菜は早いもの勝ち。ということで今日もレンバイの店内は白熱していました。
いよいよ冬瓜が出てきました。冬瓜は冬という字が入っているけど夏野菜です。くせのない野菜なので、使い方いろいろ。その中でおすすめレシピをご紹介します。
グリーンセロリは香りが強く茎まで緑色なのが特徴。
黄色に緑の斑点の変なズッキーニが売っていました。これは何なのか、生産者さんに聞いたところ本当は黄色のズッキーニなのが温度が高くなった影響でこうなってしまったということです。
夏野菜のズッキーニですが、つゆに入るまでが最盛期で暑くなるともう終わりです。
ツルムラサキは熱帯アジアが原産の野菜。それだけにこんなに暑いのにピンとしています。夏にこういう野菜を食べると元気が出てくるので不思議です。
今週はナスが本格的に出てきました。
空心菜も熱帯アジアが原産の野菜なので暑い季節がぴったりです。
鎌倉野菜の人参は葉っぱが付いているところがうれしい。葉っぱはいろいろな使い方ができるので得した気分になれます。
生で食べられる水ナスはサクッとフルーツみたいな食感です。でもこのおいしさ、関東ではあまり知られていない。ということで、ぜひ味わってもらいたい水なすです。
ピー太郎とはピーマン嫌いのお子様にも食べてもらえるように作られた苦くないピーマンのこと。(ピコ太郎じゃないです) 子供ピーマンとも言いますが、大人が食べてもおいしいです。
人気のバターナッツカボチャ。形がかわいいので買ってくるとしばらく飾っておきたくなります。
今週はナスが目立つようになってきました。そして熱帯地方の野菜、ツルムラサキや空心菜もたくさん出ていました。レンバイにも本格的な夏野菜シーズンがやってきたようです。それでは、また来週!