鎌倉野菜の直売所として注目されているレンバイ(鎌倉市農協連即売所)。その最新情報をお届けする鎌倉野菜なう! 鎌倉在住の野菜ソムリエプロ宮崎隆至が鎌倉野菜とその使い方やレシピも合わせてご紹介しています。
今日も暑い鎌倉ですが、レンバイには冷房なんかありません。でも不思議と暑くないです。それでは熱い生産者さんたちがいるレンバイの中へ入っていきましょう!
まず私の目に飛び込んできたのは大きなエディブルフラワーです。このお花はなんとオクラの花。すごくきれいです。あのネバネバ野菜のオクラのお花とは思えません。でも食べてみると、ネバネバが出てきて、なあんだオクラのお花じゃん、となります。
ナスのような紫のピーマン。そしてオレンジや白っぽいピーマンもあります。ピー太郎は別名「子供ピーマン」と呼ばれていてピーマン嫌いのお子さまだっておいしいという。もちろん大人が食べてもすごくおいしい。
ひもなす(味むらさき)はとろけるような舌触りがすごくおいしいです。この紫色は揚げるとさらに鮮やかになります。
真っ白いひもなすは味しらかわ。白い色が持ち味ですが、使うときは注意が必要で炒めたり茹でたりすると茶色っぽくなってしまうんです。では、どうすればよいかというと、先ほど出てきたひもなすと同様に揚げれば白い色をそのまま残すことができます。
恋いろにんじんは本当に色が濃い。
苦いのが持ち味のゴーヤーですが、苦いのがダメという人におすすめなのが白いゴーヤー。苦みが少ない品種です。
レンバイに行くと桃太郎トマトの兄弟と出会えます。今日は「はるかさん」でした。
右の箱の中に「ロロン」というラグビーボール型をしたカボチャがありました。ユニークな形をしていますが、すごくおいしいカボチャで私の一押しです。
水なすは生で食べられるフルーティーなナス。サクサクした食感です。
レンバイでは生産者さんとのコミュニケーションができるのが最大の魅力。野菜を買うだけではなく、野菜を作った人と触れ合うことのすばらしさを感じることができる。今日も本当に楽しいひとときを過ごすことができました。