11月3日金曜日、今日は文化の日です。ここレンバイ(鎌倉市農協連即売所)もいつもの金曜日とは違う雰囲気。
レンバイには朝の9時前に着きました。この時間に来ると野菜がたくさんあるはずなのに、今日は何だか少ないです。どうやらプロの料理人の人たちがすでに買っていってしまったようです。
菊芋が売っていました。レンバイでは時々見かけますが一般にはあまり知られていないようです。菊芋はヘルシーなところが注目されている野菜ですが、実はすごくおいしい野菜でもあります。そんなわけで私は菊芋カレーにはまっています。
珍しい「むかご」が売っていました。むかごとは山芋の葉の付け根にできる肉芽のこと。日本では大昔から親しまれてきました。食べたことのない人はこの機会にぜひ!
中央の大きなカブは聖護院かぶら。千枚漬けで有名なカブです。千枚漬けを手作りすると本当においしいですよ。
カステルフランコはチコリの仲間のイタリア野菜です。
リーキはポロネギともいうヨーロッパのネギ。日本のネギとは違っていて甘くやわらかいのが特徴です。日本ではなかなか手に入らないリーキはあこがれの野菜だったりします。
左の丸いのは聖護院大根。先ほど出てきた丸いカブの聖護院かぶらと名前も形もよく似ていますが、得意分野は違っていて聖護院大根はやわらかいのに煮崩れしないという性質があります。おいしく食べるには時間をかけてじっくり煮るのがポイント。
聖護院大根の炊いたん by 農Pro
ほとんど売れてしまったサニーレタス。まだ9時台だというのに。
大根みたいに見えますが、日野菜かぶというカブです。日野菜かぶは桜漬けという漬物が有名ですが、実は簡単に作れるのでレンバイで日野菜かぶを買ったらぜひ作ってもらいたいです。
人参の葉っぱはすぐに萎れてしまいます。それだけに葉付きで売っている人参はすごく鮮度がいい、ということを表しています。
小さな大根の束。これは大根を太らせるために間引きした大根です。お味噌汁に入れてもいいし、浅漬けにしてもいい。いろいろ使えるコスパのいい大根の間引き菜です。
文化の日のレンバイはいつもと違って朝から観光客の人たちで賑わっていました。販売している生産者さんたちは珍しい野菜のことを質問されるとフレンドリーに説明してくれる。そんなおもてなしの心でいっぱいのレンバイでした。