鎌倉野菜のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)の最新情報をいち早くお伝えする鎌倉野菜なう! 鎌倉在住の野菜ソムリエプロ宮崎隆至がレポートします。
冬の野菜は寒さとともに甘みが増していきます。このところ寒い日が続いていたので、野菜たちはおいしくなっていると思います。それでは、いざ鎌倉のレンバイへ!
標準的な青首大根に丸い聖護院大根、紅心大根などが並んでいました。
巨大小松菜が売ってました。小松菜は大きくなるとおいしくなるってこと、知ってますか? 実は生産者さんたちの間ではよく知られていることなのです。でもスーパーではこんなに大きくなった小松菜は売っていません。こんなに大きいと場所を取るのが流通の現場では問題なのかもしれません。
大きな聖護院かぶらは千枚漬けが有名です。簡単に作れる私のレシピを載せておきます。
中央付近に見えるひときわ大きいのは里芋の親芋です。普通は出回らない親芋ですが、普通の里芋と同じように使えます。私がおすすめするのはコロッケ。クリーミーですごくおいしいです。それにコスパも最高です。
キャベツと同じ位のサイズのミニ白菜。使いやすいサイズと言えます。
巨大な冬瓜。コスパはいいけど持ち帰るのが大変かも。
これからの季節、ハヤトウリのスープがおいしいですよ。
コールラビと赤かぶ。コールラビはその形から、もしかしたらカブの仲間?と思っているかもしれませんが、実はキャベツの仲間だったのです。ちょっと想像できませんよね。
レンバイではおなじみの温野菜セット。いろいろな種類と色の根菜がカットして入っています。私がおすすめするお料理は蒸らし炒め。野菜の水分だけでじっくり蒸らすので野菜の旨みがぎゅっと凝縮され野菜本来の味が見えてきます。
(紅くるり大根以外のカラフルな大根や根菜で作るとさらにカラフルに)
白いカリフラワーの他に黄色とグリーンのカリフラワー
ビーツが4色も揃っていました。右下は珍しい白いビーツです。
紫白菜とオレンジ白菜。どちらも生で食べられる白菜です。
冬になると鎌倉野菜はどんどんカラフルになっていきます。見慣れない色の野菜に驚かれるかもしれませんね。でもせっかく鎌倉のレンバイに来たんだから、ここは思い切って買ってみましょう。家に帰ってレンバイで買ってきたカラフルな野菜でお料理を作ると不思議とテンションが上がってきて、あれよあれよという間に素敵なお料理ができてしまうかも。そんな不思議な体験をあなたも味わってくださいね!
それではまた来週!