鎌倉野菜がその場で買えるレンバイ(鎌倉市農協連即売所)には毎日様々な種類の野菜が並びます。中でも普通では手に入らないような野菜に思いがけず出会うことができるのが魅力の一つです。

レンバイ(鎌倉市農協連即売所)
大きなホースラディッシュが切り売りで売られていました。大きなかたまりから角のようなのが伸びています。チューブ入りのホースラディッシュはよく売っていますが、実物を見たことのある人はあまりいないと思います。
すりおろしてローストビーフの付け合わせは定番中の定番。サンドイッチに加えるのもおすすめ。グレードの高いサンドイッチができます。また、お醤油と和えてご飯にかけて食べるともう最高です。これは北海道ではおなじみの食べ方なんだそうです。
葉玉ねぎとは玉ねぎのこども。下の白い部分がふくらんで、ゆくゆくは玉ねぎになります。玉ねぎをこどもの時に収穫したのが葉玉ねぎというわけ。緑色の葉っぱ部分を中心に食べます。
代表的な食べ方にぬたがあります。ただ、ネギのぬたとは違った甘みが葉玉ねぎの最大の魅力です。またかき揚げにしてもすごくおいしいです。
たけのこが売っていました! 季節を感じさせてくれます。でもたけのこも鎌倉野菜なんだろうか? 答えはイエス。鎌倉は古都だけあってあちこちに竹が生えています。だからたけのこは鎌倉ならではの野菜。まさしく鎌倉野菜というわけです。
ルッコラのお花が売られていました。もちろん食べられます。食べるお花「エディブルフラワー」として使うのがおすすめ。サラダに使ったり、デザートやちらし寿司などいろいろなお料理をかわいく演出してくれそうです。
今週は小松菜と水菜の菜の花。普通ではなかなかお目にかかれない菜の花です。そしてイタリア野菜のフラスタッリアータを発見。なんだかタンポポの葉っぱに似ています。
サラダにピリッとしたアンセントを付けてくれるサラダからし菜。黒キャベツのカーボロネロ、ビーツそして葉っぱの裏と表が紫と緑の金時草。
レンバイはいつ行ってもサプライズが待っている。それは季節によって種類が変わっていく野菜本来の姿を表しているといえそうです。それだけにレンバイに行くときはほしい野菜を決めて行くよりも、面白い野菜に出会うのを楽しむのがいいと思います。来週はまたどんなおもしろい野菜と出会えるだろうか!