鮮やかな色が持ち味の紫小松菜。その色をお料理に活かすためのポイントとは。

紫小松菜
紫小松菜の正式な名前は「むらさき祭」。筋が少なく、えぐみもなくて食味、食感の良い小松菜です。そのおいしさも注目の紫小松菜です。
まず茹でてみました
まずは紫小松菜で菜飯を作ることに。早速、湯を沸かして紫小松菜を入れてみたところ
あっという間に紫色が抜けてしまいました。
色の抜けてしまった紫小松菜は結局お浸しにしました。
できあがった紫小松菜のお浸し。紫が抜けてしまったとはいえ、なかなかの美しさです。
いったんは紫小松菜の菜飯を断念しましたが、今度は紫小松菜を茹でずに炒るやり方で菜飯を作ってみることにしました。
炒ってみたら、少し紫色が流れてしまいました。でも、茹でるよりは紫色が残りっていました。
紫小松菜から流れ出した紫色がご飯を紫に染める。なかなかきれいな菜飯ができあがりました。
紫小松菜のおいしさを紫色とともに味わえるオイル蒸し
野菜の水分だけで蒸すオイル蒸し。野菜のおいしさをギュッと凝縮できるのがオイル蒸しのいいところです。
ざく切りにした紫小松菜の表面をオリーブオイルで包みます。
蒸すこと2分。鍋の蓋を開けてみたらかなり紫色が残っていました。
紫小松菜は茹でてしまうとだいぶ色が落ちてしまう。でもお料理に使ってみるとそれなりに美しさを活かすことができる。そして素直な食味と食感。いつものお料理をすてきに彩ってくれる、それが紫小松菜です。
紫小松菜が売っていた鎌倉のレンバイ