幾何学模様の野菜、ロマネスコ。その不思議な姿から近寄りがたいオーラで出ているようです。そんなロマネスコですが最近はスーパーでも見かけるようになってきました。今回はロマネスコを初めてお料理する、という人に贈るロマネスコの基本の使い方とおいしい食べ方、保存方法をご紹介します。そしてロマネスコの形を活かしながら、そのおいしさを引き出すおすすめレシピもご紹介していきます。
目次
ロマネスコはカリフラワーの仲間だった
ロマネスコは16世紀にローマ近郊で作られたと言われています。イタリア語ではブロッコリーロマネスコ(Broccolo Romanesco)と呼ばれ、その意味はローマのブロッコリー。しかし、ロマネスコはカリフラワーの変種です。
ロマネスコはブロッコリーのようなほんのり甘い味とコリコリしたカリフラワーの食感を持ち合わせています。
その神秘的な形はフラクタル図形というもの。それは幾何学の概念で、簡単に言うと円錐状のロマネスコはつぼみも同じ円錐状の形をしていて、さらにそのつぼみも同じ円錐状の形、と続いていきます。お料理をする前にロマネスコをじっくり観察してみてはいかがでしょうか。
ロマネスコ 基本の使い方と保存方法
ロマネスコはカリフラワーの仲間なので、基本的にはカリフラワーと同じように使えば大丈夫です。まずは、切り分けて、下茹でします。そして、すぐに使わない分は冷凍保存しておきましょう。
ロマネスコの切り方~パスタまで
神秘的なロマネスコもパスタに入れるとこんなにかわいい!
ロマネスコのキラキラマッシュサラダ/レシピ
ロマネスコの一番おいしい食べ方、それはマッシュサラダ。コリコリした食感にマヨネーズの絶妙なおいしさです。そして強烈なインパクトの幾何学模様をトッピングしました!
ロマネスコのおいしさが一番よくわかるポタージュ/レシピ
高級野菜のロマネスコを惜しみなく贅沢に使って作ったポタージュ。あの芸術的ともいえる形をポタージュにしてしまうのは少し心が痛みます。でもそれだけのおいしさに出会うことができます。
今回、ご紹介したパスタ、サラダ、ポタージュのほかに、ピクルスにもおすすめです。