ルタバガを使ったスコットランドの伝統料理クラプショットのレシピをご紹介します。
ルタバガ
ルタバガはスウェーデン原産の野菜。スウェーデンかぶという呼び名もありますが、カブとは別種の野菜です。北欧からロシアにかけて栽培され、その後スコットランドにも伝わりました。
クラブショットとは
クラプショット(Clapshot)とはルタバガとジャガイモをマッシュしてバターで和えたお料理のこと。そしてチャイブというネギの仲間を散らします。(今回のレシピではチャイブの代わりにパセリを使いました)
スコットランドの最も有名なお料理、ハギスの付け合わせとして登場するのが他ならぬ、このクラプショットなのです。
ハギス(Haggis)
羊の肝臓、心臓、肺、血管などを玉ねぎやスパイスと混ぜこみ羊の胃袋に詰めて茹でるか蒸したお料理のこと。
ルタバガとポテトのクラプショット レシピはこちら
クラプショットはすごくシンプルなお料理なのであっという間に完成しました。白いジャガイモと黄色のルタバガ、そしてグリーンのパセリという何ともおいしそうな色彩です。食べてみるとジャガイモとバターというおなじみの組み合わせにルタバガの甘さが加わり、思わず笑みがこぼれてしまうくらいおいしいです。スコットランドで長く愛されてきた理由が本当によくわかる、そんなクラプショットでした。