ルタバガは、スウェーデンかぶとも呼ばれるアブラナ科の野菜です。アブラナ科の野菜はみんな菜の花を咲かせますが、ルタバガの菜の花がすごくおいしい、と生産者から教えてもらいました。
ルタバガはスウェーデンかぶという名前の通りスウェーデンが原産。北欧からロシアにかけて生産され、その後スコットランドに伝わりイギリス各地や北アメリカにも広まっていきました。日本にも明治時代に伝わりました。でも日本人には不人気でほとんど広まりませんでした。
日本人にはなぜか受けなかったルタバガ。かぶに似ていますが、かぶとは別種でセイヨウアブラナの変種です。当然のことながら菜の花を咲かせますが、その菜の花がこんなにおいしかったとは!!
材料 (2人分)
作り方
- 鍋に湯を沸かし水に対して1%の塩(水1ℓなら塩小さじ2)を入れショートパスタを茹でる。沸騰具合はボコボコといった感じで。茹で時間はショートパスタの袋に書いたある茹で時間でOK。
- にんにくはみじん切りにする。ルタバガ菜の花は4センチのざく切り。
- フライパンにオリーブオイルとにんにくのみじん切り、鷹の爪を入れ火にかける。タイミングはパスタの茹で上がり時間を考えてちょうどよさそうなところで。フライパンを傾け揺すりながら火を通していく。にんにくが色づいてきたら
- パスタの茹で汁大さじ1を加える
- パスタの茹で時間1分前になったらパスタを茹でている鍋にルタバガの菜の花を入れていっしょに茹でる。
- パスタが茹で上がったら軽く水を切りフライパンに入れて和える。
コツ・ポイント
菜の花は何でも茹で過ぎにご注意ください。
一方、ショートパスタはロングパスタと違って伸びにくいので袋の表示時間いっぱいでしっかり火を通した方がおいしいです。
菜の花にはいろんな種類があります。その中でルタバガの菜の花は今回が初めてでした。やわらかい茎の中にほんのりした甘さが感じられとてもおいしい。生産者が驚いたというおいしさは本当でした! オリーブオイルとの相性もすごく良かったです。ルタバガ自体がすごく珍しい野菜だけに、その菜の花ともなると手に入れるのは本当に難しいです。でもルタバガを作っている生産者さんは日本にもいますので、そのおいしさをまず知ってもらいたいです。そしてたくさんの人に味わってもらえる日が来ることを願っています。
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