フレッシュなセージが手に入ったら絶対作りたい
ローマに行ったことがある人はたぶん本場のサルティンボッカを食べたことと思います。まさにローマを代表する郷土料理です。仔牛肉にセージと生ハムを乗せて焼くというすごくシンプルなお料理なので、思わず作ってみたくなります。仔牛肉の代わりに、それによく似ている豚ヒレ肉を使ってもおいしくできます。そして何と言ってもセージがポイント。フレッシュなセージを使うことで本場の味が再現できると思います。
サルティンボッカはお肉に生ハムを乗せるという、日本人には思いつかないような突き抜けた発想。これは生ハムを調味料として使うという発想です。食べてみると、この組み合わせの絶妙さこそがローマの伝統的なお料理として愛されてきたことを感じさせてくれます。
そして、フライパンに残った旨味が詰まった肉汁に白ワインを加えて煮詰めたソース。シンプルなのに、素材のおいしさと香りが凝縮されています。
今日の生産者さん
鳥取県東伯郡琴浦町 楽笑カームガーデン 小倉さん
奇跡のリンゴで有名な自然栽培で作ったハーブです。その素敵な香りはお料理を特別なものにしてくれます。