白なす・トロなす・白長ナス・シルクなすは炒めるととろけるような食感が味わえます。しかし、白い皮は炒めるとたちまち茶色くなってしまい、残念なことに。そこで、今回は白なすの美しい皮の色をそのまま活かす調理方法と、そのおいしさが味わえるレシピをご紹介します。
鎌倉のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)で売られていた白長ナスをはじめ、いろいろな種類のなす。
目次
白なすは炒めても煮ても色が変わってしまう
白ナスを炒めているところ。皮は直接炒めていませんが、みるみるうちに茶色くなっていきます。
今度は白ナスを煮物に加えてみます。炒めずに加えたのに、やっぱり茶色くなってしまいました。
白ナスの白い色をそのまま残す方法
炒めても煮ても色が変わってしまう白ナス。ところが意外な調理方法なら皮の色をそのままに調理することができます。それは油で揚げるというもの。
白ナスを揚げる時のポイント
白ナスを切ったらすぐに塩水に浸けます。しばらくしたら水を切り、水気をよく拭き取ります。
揚げ油を180℃に熱します。そして白ナスを短時間で揚げます。写真は7~8ミリの輪切りにした白ナスを揚げているところですが、揚げる時間は30秒位で大丈夫でした。ただ大きさや厚さによって変わってくるので串を刺して火の通りを確認してください。
白ナスは揚げるというひと手間を加えるだけできれいなお料理に活かすことができる。次は白ナスを使ったお料理をご紹介します。
白なす・トロなす・白長ナス・シルクなすのおすすめレシピ
シルクなすの揚げびたし
揚げることでとろけるようにやわらかいシルクなすに白だしのつゆが染みて何とも言えないおいしさが広がります。
白なすとミディトマトのマリネ
白ナスとトマトのマリネ by 農Pro
白ナスの美しい色を活かし紺のナス、赤いミディトマトと組み合わせておしゃれなマリネを作りました。2種類のナスの食感とおいしさの違いがよくわかります。
白ナスと油揚げのみそ汁
輪切りにした白ナスを揚げてから、半月切りにしてみそ汁に入れました。そのまま煮てしまうと茶色くなってしまう白ナスですが、揚げてから入れれば白いままです。それにナスはもともと油と相性が良いので揚げることでさらにおいしくなります。
スーパーで「徳島県産の白茄子」を見つけてカゴへ。
でも、レジで食べ方聞いたら、パートさんは誰も知らない??
これでチャレンジします。
きれいな白ナスのお料理を作ってくださいね!