フランスのサボイ地方で昔から作られてきたサボイキャベツ。そのサボイキャベツを使って本場フランスの家庭料理シューファルシを作ってみましょう。誰にでも作れる簡単レシピですが本格的でサプライズいっぱいのお料理です!
サボイキャベツについて
写真:左は今回使用したサボイキャベツです。サボイキャベツの特徴である、ちりめん状の模様がありませんが、小ぶりでまん丸の形はまさしくサボイキャベツ。写真:左はちりめん状の模様がみごとなサボイキャベツ。
サボイキャベツはフランスのサボイ地方で古くから作られてきた伝統野菜です。日本ではちりめんキャベツとも呼ばれています。葉は肉厚で繊維が多く、煮込み料理に最適なキャベツです。本場フランスのお料理をネットで検索してみると、このちりめん模様のキャベツがよく登場します。
材料4人分
- サボイキャベツ 1個
A
- 合挽き肉 250g
- 食パン 1 枚
- 水 小さじ2
- 卵 1個
- 玉ねぎ(中) 1個
- ニンニク 1片
- 塩、コショウ 少々
- ナツメグ 少々
B
- 水 400cc
- トマト缶 400g入
- 白ワイン 30cc
- コンソメキューブ 1個
- ローリエ1枚
- 塩、コショウ 少々
煮込む時にお料理用のタコ糸を使います
作り方
- サボイキャベツの芯をくり抜く
- 鍋にサボイキャベツとひたひたの水を入れ火にかける。沸いたら中火で10分茹でる。葉を1枚ずつ剥がし冷水に浸ける。中心部の葉は少しだけ残しておく。
- ボウルに食パンをちぎり、水小さじ2を加え混ぜる。玉ねぎ、ニンニクはみじん切りにする。Aの材料を全部ボウルに加え、よく揉む。
- くり抜いた芯の穴に3を詰める。その表面に3を貼り付け、さらに葉を貼り付ける。
- さらに3を貼り付け、その上に葉を貼り付けてキャベツの形にする。そしてタコ糸で結ぶ。
- 鍋にBの材料を入れる。トマト缶は中身を手でつかんで潰す。その中に5を入れ蓋をして火にかける。沸いたら中火で10分。さらに弱火で60分煮込んだら塩、コショウで味を整えてできあがりです。タコ糸を外し切り分けます。
シューファルシは中に肉タネを詰めてキャベツの形を作るという、高度なテクニックが要求されそうなお料理です。でも、サボイキャベツで作ると簡単にきれいなキャベツの形ができるんです。1時間以上も煮込んで煮汁が染み込んだサボイキャベツはやわらかくてとてもおいしい。それはサボイキャベツでしか味わえないおいしさかもしれません。
サボイキャベツの生産者さん
笹島 具視さん(808 FARM あさねぼう) 茨城県常陸大宮市 小野
こんにちは農園主の笹島です。
808FARMあさねぼうではポピュラーな野菜から、こだわりの西洋系野菜やハーブのルバーブ等の生産をしており、その野菜を食べて笑顔にしたい!!をテーマに掲げています!
農薬は使わないか低農薬で生産されている特別生産野菜を出荷いたします。また季節ごとの、おまかせ野菜セットや、期間限定特別セット(例えば、鍋に合う、パスタに合う、ピザに合う野菜セット)などなど!!四季を通して、その季節の旬を大事にし生産をし、皆様に美味しいと言って頂ける品を精魂込めて生産していきたいと考えています!!直売所などにも出荷しております。どうぞ宜しくお願い致します。