食用菊はどんなふうにして食べてますか?? うーん・・・とうなっているあなたのために贈る、食用菊の基本の使い方とおいしい食べ方。いろいろな食用菊の食べ方を一気に試し、その使い方とともにレビューをお届けします。食用菊の「もってのほか」
食用菊の中で最もおいしいといわれているのが、この「もってのほか」。その奇妙な名前は、天皇の御紋である菊を食べるなんて、もってのほか! でそういう名前になったとか。
目次
基本の茹で方と保存方法
エディブルフラワー(食べられるお花)は鮮度がよいことが大切。鮮度の良いエディブルフラワーはおいしいです。だから、買ってきたらすぐに冷蔵庫の野菜室に入れてください。そして早めに使うようにします。
茹で方
- ボウルに水をはり、食用菊を入れてしばらく置き、汚れを落とします。
- ガクから花びらを引き抜きます。この時、中央の短い花びらには苦みがあるので、苦いのが苦手な人は使わない方がいいです。
- 1ℓの水に酢大さじ1を入れ中火にかける。沸いたら食用菊の花びらを入れる。花びらに透明感が出てきたら冷水に取り、ざるに上げて水を切る。そして水分を絞る。
保存方法
- 2~3日のうちに使うなら、ポリ袋に入れ冷蔵庫の野菜室で保存します。
- 使いきれない場合は茹でてから小分けにしてラップに包み冷凍保存します。
おいしい食べ方
クリームパスタに散らして
クリームパスタに食用菊の生の花びらをトッピング。菊は和風のイメージがありますが、パスタにトッピングしてみると、すごくかわいい。
今回のクリームパスタはあさこ食堂さんの「混ぜるだけ簡単ソース! アボガドとツナの和風クリームパスタ」のレシピを使って作りました。
お味噌汁に散らして
一番手軽な使い方はお味噌汁。いつものお味噌汁に食用菊の生の花びらを浮かすだけ。菊の香りがただようお味噌汁ができます。
お刺身の醤油に浮かせて
お刺身の醤油に生の食用菊の花びらを浮かせます。お刺身を菊の花びらといっしょに食べると菊の香りと風味が味わえる。とっても粋な食べ方です!
もってのほか なます
茹でた食用菊を酢、砂糖、塩を混ぜて和える。すると、もってのほかの薄いピンクが鮮やかに浮かび上がりとてもきれいです。ほどよい酸味とシャキシャキの食感がすごくおいしい! もってのほかの、すばらしい香りと風味が味わえる一押しのレシピです。
もってのほかのなます(AllAbout毎日のお助けレシピ/料理のABC関連情報)のレシピで作りました
もってのほかの天ぷら
食用菊の香りと風味が味わえる天ぷら。でも、きれいに揚げるのはなかなか難しいです。そんな食用菊の天ぷらをきれいに揚げる方法はこちら
食用菊の天ぷら きれいに作るには by 農Pro
食用菊のもってのほかをいろいろなお料理で食べてみました。食用菊というと、特別な食材のようですが、お味噌汁や和え物など、いつものお料理にいろいろと使えそうです。いろいろなお料理で、素敵な香りと風味をたっぷり楽しんでください。