フランス料理によく使われるハーブのタイム。その高貴な香りがお料理を引き立ててくれます。そんなタイムを気軽に使って簡単で本格的お料理を作ります。
タイムでポークの香草焼き
オリーブオイルにタイム、ニンニク、レモン汁を加え豚肉を1時間マリネします。そして後は焼くだけのシンプルにして本格的な一品です。
材料
- タイム 1枝
- 豚ロース肉 200g
- オリーブオイル 大さじ2
- にんにく ひとかけ
- レモン 半分
- 塩 少々
- 粗挽き黒コショウ 少々
タイムの小さな葉っぱを枝から取ります。枝を指でつまんで、しごくようにするのがコツ。
オリーブオイルにタイムの葉っぱ、みじん切りにしたニンニク、レモンの絞り汁を入れて混ぜてマリネ液を作ります。マリネ液はこんなに簡単!
豚ロース肉はまずスジ切りをします。赤身と脂身の間にスジがあるので、2〜3センチ間隔で垂直に包丁を入れてスジを切ります。これをやらないと、焼いた時に豚肉が反ってしまいますのでご注意ください! スジを切ったら次に一口大に切ります。
一口大に切った豚ロース肉をマリネ液に浸けて塩を振ります。待つこと1時間、豚ロース肉をタイムの高貴な香りと風味が包みこみます。
マリネ液をそのまま使って豚ロース肉を焼きます。タイムのすばらしい香りがキッチンに広がります。
豚ロース肉の香草焼きができあがりました。肉の表面はタイムの風味とカラッとした食感、そして中はジューシー。普通の豚肉が特別な豚肉に変身します!
高貴な香りのタイムをお料理に使うとなると、どうしても難しく考えてしまい、苦手に思ってしまうかも。でも、まずは簡単に使ってみましょう。そうすればタイムの魅力が実感できます。そして、いろいろなハーブにも興味がわいてくるかも。ハーブをお料理に使うと、お料理の幅が広がり、まわりからもお料理が上手になったと思われるはずです。ぜひハーブを身近なものにしてくださいね。