十角(とかど)ヘチマは東南アジアではおなじみの野菜として食べられています。食材としてのヘチマは日本ではほとんど馴染みがありませんが、意外と使いやすくて、おいしい。どうしてスポンジみたいな使い方になってしまったのがが不思議なくらいです。
十角ヘチマの使い方
十角ヘチマの皮はどの程度剥いたら良いのか。それは成長の具合で3段階に分かれます。
若くて角の先がやわらかい | 皮は剥かなくても大丈夫 |
角の先だけが固くなっている | 角の先をピーラーで剥く |
角も、その谷間も固くなっている | 皮は全部剥く |
皮を剥くかどうかが決まったら、後は食べやすい大きさに切るだけ。
輪切りにしてもいいし、半分に切って半月切りにしても。
十角ヘチマのおすすめレシピ
タイでおなじみのお料理です。本場のテイストを身近な材料で簡単に作れます。
沖縄でもヘチマは食材として使われてきました。そんな沖縄の伝統料理がンプシーです。
東南アジアや沖縄では野菜として食べられてきたヘチマですが、日本本土では食べ物どころかスポンジみたいなイメージ! そんなヘチマも食べてみると、すごくおいしい。それにくせがないので、誰からも好かれそう。さらに使いやすいときている。食べられなかったことが不思議なくらいです。まだ、食べたことのない人にはぜひ野菜として食べてもらいたい。きっと初めてのおいしい食感に驚かれることでしょう。