枝豆は茹でてビールのおつまみ、というのが昔から定番。しかしここに来て焼き枝豆という新しい食べ方が注目されるようになってきました。さて、この焼き枝豆ですが、いろいろな作り方があって、初めて作るという人は迷ってしまうのではないでしょうか。そこで野菜ソムリエが実際にいろいろな焼き枝豆の作り方を試しさらにテイスティングをすることにしました。
目次
焼き枝豆にはこんなにいろいろな作り方があった!
- フライパンに油を引き枝豆を炒める
- フライパンでそのまま枝豆を焼く
- 魚焼きグリルで枝豆を焼く
- 枝豆の水分で蒸し焼きにする
- 途中で塩を溶かした水を加え蒸し炒めにする など
大きく分けると以上のようになります。さらに、ここから様々なバージョンへと広がっていきます。これだから何を選んだらよいのか本当に迷ってしまいます。それでは焼き枝豆の代表的なレシピを実際に作りながらご紹介していきます。
油で炒める焼き枝豆
この作り方はフライパンに油を引き枝豆の両面を炒め塩を溶かした水を加え蒸し炒めにするというもの。
材料
- 枝付き枝豆 250g
- サラダ油 大さじ1
- 塩
作り方
- 枝豆を枝から切り離す。この時、さやの豆からぎりぎりの位置で切るようにします。ボールに入れ塩小さじ1を振り軽くもみ、さっと水洗いする。
- フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し枝豆を広げ3~4分焼く。片面が色づいたらさらに全体を2分炒めるようにして焼く。
- 水1/2カップに塩小さじ1/2を溶かし全体に回しかけ強火で水分がなくなるまで蒸し炒めする。
枝豆のいい香りとほんのりした甘さが味わえる
この作り方なら誰にでも簡単に失敗なく焼き枝豆を作ることができます。
このレシピは油を使って炒めるので枝豆に油の風味がプラスされます。これは油の種類を変えることで好みの味にアレンジできるということ。
バター、ごま油、オリーブオイルを使った焼き枝豆のおすすめレシピがこちらです。
☆旨うま☆ガリバタ焼き枝豆 by はちみつお
バターとニンニクで炒め醤油をからめて作るというおいしそうな香りがしてきそうなレシピです。
焼き枝豆☆ by さぼと☆
ごま油で炒めるシンプルなレシピです。
焼き枝豆 by まぃこ☆
オリーブオイルとニンニクの風味のイタリアンな焼き枝豆です。
油で手がべたべたになってしまうので注意
枝豆は手で食べるものなので食べる時に手がべたべたになってしまいます。いっしょに手を拭くフキンを用意することをお忘れなく。
フライパンでそのまま焼く
まさしく焼き枝豆と言えそうなフライパンでそのまま焼く作り方。水を加えずに枝豆の水分だけで蒸し焼きにします。
材料
- 枝豆 一袋
- 塩 小さじ2~3
作り方
- 枝豆を洗い塩を振り3~5分おく
- フライパンに重ならないように置き蓋をして強火で3分焼く
- 枝豆を裏返したら蓋をしてさらに2分焼く。固いようならさらに加熱する。
- ざるに移して冷ます
注意点
フッ素樹脂(テフロン)加工のフライパンは空焼きできないため、加工されていないフライパンを使ってください。
ワイルドな風味とストレートな塩味
このレシピは油を使わずに焼くので天津甘栗のような香ばしい風味が味わえます。そしてストレートな塩味がなんともワイルドでおいしいです。塩の味がそのまま出るので自然塩を使うのがおいしくする最大のポイントです。
魚焼きグリルで焼く
このレシピは魚焼きグリルを使って焼く一番お手軽な作り方です
焼き枝豆 by レンバス より引用
材料
- 枝豆 1袋(300g)
- 塩 小さじ1弱~
作り方
- 枝豆を洗い水を切り、厚手のビニール袋に入れ、塩を加え袋ごと振る。そして10分~20分おく
- 魚焼きグリルにアルミホイルを敷き枝豆を並べ焦げ目が付くまで焼く。途中で混ぜるとまんべんなく焦げ目が付く。
枝豆本来の味が見えてくる
他のレシピと比べて塩味が少な目なのがこのレシピの特徴。それだけに、塩を振ってから最低でも20分はおいて、塩味をよくなじませましょう。ただ、塩味が少ない分枝豆の味がすごくよくわかります。鮮度がよい枝豆が手に入ったらまずはこのレシピで素材のおいしさを味わうのがおすすめです。
オーブントースターで焼き枝豆
オーブントースターでもお手軽に焼き枝豆を作ることができます。おすすめのレシピはこちらです。
焼き枝豆!料理屋で出す夏のおつまみ by のじ孝文
枝豆の新しい食べ方として注目の焼き枝豆。これまでの茹でる枝豆と違っていろいろな作り方がありました。そして作り方の違いで味や風味も全然違ってくることがわかりました。
茹でるのが当たり前だった枝豆ですが、これからは焼くのが当たり前な時代になるかもしれませんね。