吉川なすはまん丸のなす。福井県で古くから作られてきた伝統野菜です。吉川なすの一番おいしい食べ方は何と言っても田楽なんだそうです。そこで今回は吉川なすの定番メニュー田楽で味わってみることにしました。
吉川なすとは
福井県鯖江市旧吉川村で古くから栽培されてきた伝統野菜です。大昔に中国から伝わったなすが越前(現在の福井県北部)を経由して京都に伝わり京野菜の加茂なすになったという説もあります。ちなみに加茂なすもまん丸の形をしています。
材料 2人分
- 吉川なす 2個(250g)
- 味噌 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 大さじ2
- みりん 大さじ2
- サラダ油 適宜
作り方
- 吉川なすはヘタを切り落とし1センチの輪切りにする。切ったらすぐに水にさらす。
- 小鍋に味噌、酒、砂糖、みりんを入れ中火にかける。かき混ぜながら煮詰めていく。とろっとしてきたら田楽みそのできあがり。火を止めます。
- 水にさらした吉川なすは、水分をふき取り片面に十文字に隠し包丁を入れる。
隠し包丁とは火の通りを良くするために数ミリの切込みを入れること。
- フライパンに多めにサラダ油を入れ中火にかける。吉川なすは隠し包丁を入れた面を下にして入れる。ほど良く焼き色が付いたらひっくり返す。串を刺してスーッと通れば焼き上がり。
- 器に盛りつけ田楽みそを乗せる。
エディフルフラワーのなでしこをトッピングしてみました!
試食のじかん
田楽は絶品と言われている吉川なすの試食の時間がやってまいりました。高鳴る胸を押さえつつ、まずは一口。普通のなすとは明らかに違うしっかりとした肉質!やわらかいのに緻密で崩れないしっかり感がとてもいい。少し多めの油で揚げるように焼いた吉川なすから甘くジューシーなおいしさがあふれ出してきて濃厚な田楽味噌と絡み合いクライマックスのおいしさに到達!吉川なすの田楽が絶品との評判を自らの舌で確かめることができた瞬間でした!
吉川なすの生産者さん

POCO A POCO FARMのみなさん
生産者: 和知 健一 POCO A POCO FARM 茨城県那珂市
POCO A POCO FARM宅配野菜セット 2,500円(送料別)
西洋野菜、伝統野菜、ハーブなどが10~20種類。見たことのない野菜やハーブ、そして時にはエディブルフラワーと驚きや感動がいっぱいのセットです。