ずいきの煮物はだしの旨みとシャキッとした食感が本当においしいです。そんなずいきのおいしさを引き出すための下処理から絶妙な味付けまで。初めてずいきをお料理する人にもおいしく作れます。
ずいきとは
里芋類の葉柄のこと。主に八つ頭、唐の芋、海老芋が使われます。また、ハスイモという葉柄だけを食用とする品種もあります。

ずいき
生のずいきは初夏から夏にかけて出回ります。
ずいきの皮を剥き干して乾燥させたものは「いもがら」と言います。
ずいきの下処理(あく抜き)
ずいきの皮を剥きます。皮を包丁でひっかけるようにしてスーッと剥きます。
皮を剥いたずいきをボウルに入る長さに切り、酢少々を入れた水に1時間浸けます。
次に鍋に湯を沸かし酢水に浸けておいたずいきを2分間茹でます。ずいきは浮き上がってしまうので菜箸で押さえる。
流水にさらしたら、水を切り下処理(あく抜き)は完了です。
ずいきがたくさんあるときは、下処理したら食べやすい大きさに切って冷凍保存しておくと便利です。お味噌汁に入れると最高においしいです。
基本のずいき煮物 レシピはこちら
きちんと下処理して作ったずいきの煮物は本当においしいです。限られた季節に出回るずいきだけに、その季節がやってくるとそのおいしさが思い出されることでしょう。